内臓脂肪の数値を知って健康的なダイエットをしよう

内臓脂肪がからだに悪いわけ

体型が崩れる原因だったり、着たい服が入らなくなる原因だったり…ダイエットをする人にとって脂肪はいわば敵です。

特にウエスト周りに影響を与えてしまう内臓脂肪は、テレビや雑誌でも「良くないもの」としてあげられますよね。

しかし実際に内臓脂肪がからだにどうして悪いのか説明できますか？

内臓脂肪が特に悪いといわれるようになったのは「内臓脂肪症候群＝メタボリックシンドローム」が話題になってからです。

メタボなどと略すことも多く、いまでは誰もが知っている言葉となりました。

メタボリックシンドローム、内臓脂肪症候群は高血糖や高血圧、脂質異常などにプラスして内臓脂肪が多い状態のことを言います。

心筋梗塞や脳梗塞を招いてしまい、突然死のリスクなども跳ね上がってしまいます。

これが内臓脂肪が健康に悪いとされる理由です。

内臓脂肪の数値からメタボを判断する

高血糖、高血圧、脂質異常などは内臓脂肪を減らすことで解消される問題でもあります。

ただ太っているだけではメタボリックシンドロームかどうかはわからず、また内臓脂肪は見た目はスリムな人にもついていることがあるため、自分がメタボリックシンドロームかどうかはきちんと診断してもらうことが大切ですが、簡易的に判断する目安もあります。

ウエストをはかって内臓脂肪の数値を診断する

内臓脂肪は皮膚よりも身体の中心部分近くについているため触れるだけではどのくらいの脂肪が付いているのかわかりません。

そこで一番手軽な方法としておすすめなのがウエストを測ること。

おへそのラインにメジャーを合わせて測っていってください。測るときに注意したいのが細いところを測るのではく、おへそのラインに合わせること。きちんと測って正しく判断するようにしましょう。

・男性　85センチ以上
・女性　90センチ以上

このラインよりも大きかった場合、内臓脂肪肥満型（上半身肥満）である可能性が高いとされています。

体脂肪率で内臓脂肪の数値を判断する

体脂肪率で内臓脂肪の数値をはかる方法もチェックしやすいでしょう。最近では販売されている多くの体重計で体脂肪を測ることができます。

・男性　30％以上
・女性　40％以上

このライン以上に体脂肪率の数値が高いと重度肥満と言われる状態です。

体脂肪率は皮下脂肪と内臓脂肪を合わせた数値のことなので、すべてが内臓脂肪と結びつくわけではありませんが値が高くなる分内臓脂肪も多くなってしまっている可能性が考えられます。

こちらの方法も手軽ですので、ぜひ手持ちの体重計の設定などを確認してみてくださいね。

実際に正確に自分についている内臓脂肪の数値を知るためには医療機関で診察をうけるしかありません。

でも上記の方法であればだいたいの予測ですが、内臓脂肪の数値を知ることができます。ぜひダイエットの目標確認や、現在の自分の状態などを知る方法として覚えておいてくださいね。

効果的に内臓脂肪を減らす方法

効果的に内臓脂肪を減らす方法とはどんなものがあるのでしょうか？

適度な運動

日ごろ運動不足を感じていませんか？
現代ではなかなか意識しないと運動をすることが難しくなってきていますよね。
運動をして代謝を上げることで内臓脂肪は燃焼されていきます。
わざわざジムに通ったりするのではなく、
毎日少しずつ歩いてみたりするだけでもOK！習慣にしていきましょう。

バランスの良い食事

忙しい方などは食事もついつい偏ってしまいがち。
ですが脂質の多い食事は内臓脂肪を蓄積させれしまう原因になってしまいます。
栄養素のバランスを考えて食べることも内臓脂肪を減らすには大切なことなんですよ♪

食べすぎない

また、食事でいうと食べ過ぎないことも大切です。
腹八分目を心掛けることで、自然にカロリーの過剰な摂取を抑えることができます(´ω｀)
カロリーを抑え、代謝を上げられるならそれはもう痩せ体質への一歩です！
ぜひ毎日の食事でも気を付けてみてくださいね。

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